SEO記事で上位を獲得するには、ライティングやコンテンツSEOも重要ですが、ドメインパワーによって左右されることも珍しくありません。
同じテーマで、同じボリュームの記事を書いたとしても、ドメインパワーが高い記事のほうが優遇されて、上位表示されることは事実です。
そこで今回は、ドメインパワーに注目をして、具体的な上げ方や対策を紹介します。
また、W-ENDLESSでは、ドメインパワーが上がらない方のために、完全成果報酬型でDR(ドメインランク)をあげる施策を行っています。ドメインランクが上がると、インデックスが早まったり、上位表示されやすくなったりします。
詳しい施策の内容については、以下のページでまとめているので参考にしてください。
ドメインパワーとは?
ドメインパワーは、ドメインが持つパワーのことをさし、一般的には数値にして可視化します。以下は、弊社のドメインパワーになります。
有料ツールの「Ahrefs」にて調べたもので、ドメインパワーのほかにも被リンクの数や、参照元ドメイン数などが表示されています。
ドメインパワーは、被リンクの数やサイトのアクセス数、滞在時間などで総合的に評価され、スコアが高ければ高いほどSEOにいて優遇されることが多いです。
また、被リンクをもらう場合、個人メディアなどよりも、官公庁や自治体などの信頼性があるドメインからリンクをもらったほうが、Googleからの評価もランクも上がります。
仮に、ドメインパワーを上げようと思っているなら、被リンク対策を行いつつ、コンテンツSEOでユーザーファーストの記事を作成することが大切です。
ドメインパワーを上げる10個の施策
ドメインパワーを上げる場合、それぞれ施策があります。
具体的には、以下のとおりです。
- 質がいい被リンクの獲得
- 質が低い被リンクは否認する
- 定期的にコンテンツを更新する
- E-E-A-Tを意識したコンテンツ作成をする
- サイトの流入数を増やす
- 内部対策を徹底しておこなう
- 質が低いページを削除しサイト全体の評価を高める
- ユーザーのことを意識したサイト作りをする
- DRアップの施策をおこなっている企業に依頼する
コンテンツ作成をしつつ、サイト全体の評価を上げることが、ドメインパワーを上げる最大のコツです。ライティング以外にも目を向けて、対策をするとよいでしょう。
質が良い被リンクの獲得
ドメインパワーを上げるには、リンクの獲得が重要です。
この場合、量よりも質を重視する必要があり、ドメイン単位での被リンクを獲得することが大切です。同じドメインから被リンクを受けると、場合によってはスパム扱いされる可能性があります。
そのため、複数のドメインから被リンクを獲得できるように対策しましょう。
具体的には、以下のような対策が挙げられます。
- 質がいいコンテンツを作成して引用や出典を狙う
- 無料ツールを配信して引用元として掲載してもらう
- 被リンク営業をかけて相互リンクを貼る
前提として、質がいいコンテンツの作成は重要です。
ライティングにしてもツール配布にしても、質が高いコンテンツSEOをすることによって、引用元として掲載してもらえる可能性があります。
また、場合によっては被リンク営業をかけることによってリンクを獲得できるケースもあります。関連性が高いメディアで、なおかつドメインパワーが強いドメインがあれば、一度相互リンクができないか打診してみるとよいでしょう。
>>SEOで効果的な被リンクの獲得方法は?良質なリンクの増やし方を紹介
質が低いリンクは否認する
被リンクのなかには、ドメインパワーを下げるような低質なものもあります。
場合によっては、サイトにペナルティがかかる可能性もあるため、見つけ次第即対応することが重要です。よくありがちなケースが、スパムサイトからリンクが貼られて、記事やサイトの順位が下落してしまうケースです。
この場合、リンクを発しているおおもとのサイトに問い合わせをすることで解決しますが、多くの場合取り合ってくれません。その際に活用したい機能が、リンクの否認です。
Googleのサーチコンソールの機能である。「リンクの否認」を使用することによって解決できます。公式サイトによる手順を紹介すると、以下のとおりです。
- リンクが必要かどうかを判断する
- 否認するリンクのリストを作成する
- 作成したリストをサーチコンソールにアップする
引用:Googleサーチコンソール
被リンクを獲得しているかどうかは、ツールを使えばわかります。
明らかに不自然なリンクを獲得している場合は、可能な限り早く否認することをおすすめします。
定期的にコンテンツを更新する
ドメインパワーを上げたいなら、定期的にコンテンツを更新しましょう。
Googleは、ユーザーファーストのコンテンツを高く評価しています。
ユーザーにとって適切な記事を執筆することで、サイト全体の評価も高まります。
しかし、常に上位を獲得するためには、リライトをして加筆や修正をしましょう。
情報が古いメディアほどランクが下がる傾向にあり、放置しているサイトは順位が大きく変動します。競合が情報を更新して、自分のメディアだけが古いという状況になると、検索圏外に飛ばされることも珍しいことではありません。
そのため、記事を公開して順位が安定してきたら、徐々に更新する準備をしましょう。
その際は、以下のことを意識します。
- 競合にあって自分のサイトにはない情報を把握する
- 独自性がある情報を含める
競合に比べて不足している情報を入れるほか、独自性がある情報を含めることも大切です。
たんに更新するだけではなく、周りと差別化できるようにすることが、ドメインパワーを上げるコツです。
関連記事>>SEO記事の書き方 | 上位表示させる文章構成や作成方法を紹介
E-E-A-Tを意識したコンテンツ作成をする
Googleでは、E-E-A-Tを意識したコンテンツ作成を推奨しています。
E-E-A-Tとは、コンテンツSEOをするうえで重要な基本的な考え方の一つであり、上位を獲得する上での要素が含まれています。
以前は経験(Experience)を除くE-A-Tで構成されていましたが、独自性がある情報を意識する昨今のSEOでは、執筆者の体験や経験が重視される傾向にあります。
コンテンツSEOをするうえで、E-E-A-Tは必ず意識したいことです。
具体的には、以下のような対策があげられます。
- 専門性が高い情報を的確に伝える
- 監修者や専門家を立てて執筆する
- 信頼できる情報ソースから引用する
- 質が高いサイトからの被リンクを受ける
執筆者が対応できる範囲と、外部サイトに対応を依頼する範囲があります。
被リンク対策に関しては難易度が高いので、コンテンツSEOでできるところまですることが重要です。
そのほか、コンテンツSEOについては以下の記事で詳しくまとめています。
>>コンテンツSEOとは?始め方やコンテンツの作り方を徹底解説
サイトの流入数を増やす
ドメインパワーを上げるためには、サイトの流入数を増やす必要があります。
サイトへのアクセスが増えると、徐々にドメインパワーが上がるため、以下の対策を実施して、流入数を増やしていきましょう。
- ドメインパワーに合わせたキーワードで執筆する
- オウンドメディアを運用してメインサイトに集客する
SEOで集客するなら、ドメインパワーに合わせたキーワードで執筆します。
新規でドメインを立ち上げる場合、ドメインパワーは0からスタートして、ビッグワードやミドルワードでの上位表示は難しいです。
しかし、検索ボリュームが少ないロングテールキーワードであれば、ドメインパワーが低くても太刀打ちできる可能性があります。
SEOにおけるキーワードは、このように分類されています。
検索ボリュームが少ないほど上位を獲得を目指せますが、その分アクセス数は少ないです。
ただ、Googleに評価されるためには、ボリュームが少ないキーワードでも上位を獲得して、ユーザーの自然検索流入を狙いましょう。
また、メディア以外にもSNSを運用している場合は、メインサイトに集客できるようにリンクを流すことも一つの手法です。
被リンクの多さとアクセスの多さは、ドメインパワーを上げる要因の一つなので、対応できる範囲で対策することが大切です。
関連記事>>SEOキーワード選定の具体的なやり方!手順やおすすめツールを紹介
内部対策を徹底しておこなう
ドメインパワーを上げるためには、サイト全体の評価を上げることが大切で、ライティング以外にも内部対策が外部対策が必要です。
特に内部対策は、自分で対応できる範囲ということもあって、すぐに対策できます。
具体的な対策を挙げると、以下のとおりです。
- サイトマップの設置
- パンくずリストの設置
- 記事に関連した内部リンクを設置する
- 定期的にリライトをする
- 新しいコンテンツを定期的に追加する
これらの対策をすることで、サイト全体の評価が高まります。
内部対策で重要なことは、ユーザーやGoogleクローラーがサイトを回遊しやすくすることです。アクセスしづらいサイトは、評価されずらくドメインパワーも上がりません。
以下の記事では内部対策について詳しくまとめているので、気になる方は参考にしてください。
>>SEOの内部対策とは?具体的な対策とおすすめチェックツールを紹介
質が低いページを削除しサイト全体の評価を高める
既にいくつかコンテンツを作成していて、ある程度ドメインパワーがあるとします。
アクセスもそれなりにあって、よりドメインパワーを高めたいと思っているなら、サイトに不要なコンテンツは、削除するようにしましょう。
Googleは、サイト内で質が低いコンテンツを見つけると、記事単位ではなくサイト単位で評価を低下させるとしています。
有用でないコンテンツの量が比較的多い場合は、サイトの他のコンテンツが検索で上位に掲載されなくなる可能性が多かれ少なかれあります。有用でないコンテンツを削除すれば、他のページの掲載順位の改善につながる可能性はあります。
引用:Google検索セントラル
これは、Googleのヘルプフルコンテンツシステムと呼ばれる対策であり、有益な情報が多いサイトほど評価する仕組みです。逆に、評価が悪いサイトは下げるということでもあるので、アクセスがない記事や、サイトに影響がないコンテンツは積極的に削除しましょう。
ユーザーのことを意識したサイト作りをする
どの時代のSEOでも、ユーザーのことを意識したサイト作りが求められてきました。
ユーザーにとって有益な情報を提供したり、UIやUXを改善したりすることで対策できます。実際、ユーザーのことを意識したサイト作りをすると、以下のような効果があります。
- サイト全体が読みやすくなる(可読性の向上)
- 必要な情報にアクセスしやすくなる
- サイト全体の評価が上がる
ドメインパワーを上げるためには一定のアクセスや被リンク獲得が必要ですが、サイトの滞在時間やページの回遊も大きく影響します。
一過性のアクセスよりも、定期的なアクセスを獲得できたほうが、ドメインパワーは上がりやすいので、ユーザーのことを意識してサイト作りをしましょう。
DRアップの施策をおこなっている企業に依頼する
ドメインパワーを上げたいと思っているなら、施策をしている企業に依頼することも方法の一つです。実際、スタートアップメディアでは、なかなかドメインパワーが上がらないことが多いです。
そのようなメディアこそ、施策を行っている企業に依頼して、一定のレベルまでドメインパワーを上げてもらいましょう。費用はかかりますが、一度ドメインパワーが上がれば、インデックスや上位表示が期待できるので、外注費を回収しやすいです。
W-ENDLESSでは、完全成果報酬型で、ドメインランクをアップする施策を行っています。
成果が出るまで報酬はいただかず、コンテンツSEOや被リンク対策など、さまざまな施策を行って、お客様のドメインパワーを上げることが目的です。
詳細については、以下のページでまとめているので、気になる方はご参照ください。
ドメインパワーの目安(平均)はどれくらい?
ドメインパワーは、運営するメディアによって大きく異なります。
弊社が定めている目安は、以下のとおりです。
ドメインパワーの数値 | 目安 |
0~10 | 新規ドメイン サイト運営初期 |
10~20 | 徐々に上位表示され始める |
20~40 | ミドルキーワードで上位表示が狙える |
40~60 | 競合が高いキーワードでも上位表示が狙える |
60~90 | ビッグワードでの上位表示が狙える |
90以上 | 認知度が高いプラットフォーム (例:Google、Yahoo!など) |
ドメインパワーが高いほど上位表示が期待できます。弊社の場合40以上なので、キーワード次第では即インデックスされ、上位表示が見込めます。
競合が多いジャンルだと、即上位表示は厳しいですが、対策を実施することによって、競合と肩を並べる程度には表示が可能です。
また、これらはあくまでも目安であり、ドメインパワーが低くても上位表示される可能性は十分あります。ドメインパワーがすべてを左右することになった場合、新規ドメインで書く記事が一生上位表示できないことになります。
ドメインパワーは、上位表示される要素の一つであり、穴場キーワードで執筆したりすることで、上位表示が可能です。
ドメインパワーを調べるツールを紹介
ドメインパワーを調べる場合、ツールを使うことをおすすめします。
具体的には、以下のツールが挙げられます。
- MOZ(無料)
- パワーランクチェックツール(無料)
- Ahrefs(有料)
無料ツールは、ドメインパワーを調べるだけで、ほかのことはできません。
しかし、Ahrefsの場合は、ドメインパワー以外にも被リンク数や被リンク元などのリサーチができるため、SEOのリサーチに役に立ちます。
使用するツールについては、今後のサイトの運営状況に応じて選ぶようにしましょう。
MOZ
MOZはドメインパワーをチェックできる、海外のSEOツールです。
利用する場合は無料登録をする必要があります。
登録後は、ドメインを入力する画面が出てくるので、調べたいドメインを入力して検索ボタンを押しましょう。すると、ドメインパワーが表示されます。
1カ月に10回まで無料で計測でき、ドメインパワー以外にも、被リンクの数や参照元ドメイン数のリサーチも可能です。
トライアル期間中なら、有料プランを30日間無料で使えるので、一度お試ししてから優良登録するかどうかを検討するとよいでしょう。
パワーランクチェックツール
パワーランクチェックツールは、オンライン上で利用できるドメインパワー計測ツールです。会員登録の必要はなく、検索ボックスにURLを入力するだけでドメインパワーが表示されます。
1日3回まで計測可能で、メルマガ登録と会員登録をすると、1日10回まで計測できます。
表示される情報は、ドメインパワーと運営歴で、DRを確認する際の必要最小限の情報が表示される仕組みです。
Ahrefs
Ahrefsは、全世界で利用されているSEOツールであり、ドメインパワー以外にもSEOに関する全般のリサーチができます。また、ドメインパワーを調べるだけなら、Domain Authority CheckerというAhrefsが提供している無料ツールがあります。
【Domain Authority Checkerで表示される情報】
無料で利用できる機能なので、表示される情報には限りがあります。
より詳細の情報を知りたい場合は、有料登録が必要です。
【Ahrefsで表示される情報】
こちらが、Ahrefsで表示される情報です。
ドメインパワー以外にも、参照元ドメイン数や被リンク数、オーガニック検索キーワードの数などが表示されます。トラフィック数も表示されるため、SEO全般のリサーチができます。
サイトを運営していくうえで、SEOツールの利用は欠かせません。
より詳しく分析したいなら、有料プランの登録も検討しましょう。
どうしてもドメインパワーが上がらないときに実施したい対策
ドメインパワーは、上げようと思ってもなかなか上がらないものです。
施策をしたところで、微妙にしか上がらず、諦める方も少なくありません。
どうしても上がらない場合は、以下のような対策をしましょう。
- 既にドメインパワーがあるドメインを取得する
- 企業のサブディレクトリドメインで運用する
- 共有ドメインで運用する
- 企業に依頼して上げてもらう
現状で、ドメインを取得して運用している場合は、ドメインパワーを上げる施策をしている企業に依頼することをおすすめします。その場合、サイトをつぶさずに、現状を維持しながらSEO対策ができるので、これまで実施してきた対策も無駄になりません。
ドメインパワーを上げたいと思っている人は、それぞれ参考にしてください。
既にドメインパワーがあるドメインを取得する
ドメインパワーは、新規ドメインで取得した場合、0からのスタートです。
そこからスコアを上げるとなると時間がかかります。
早く成果を出したいと思っているなら、既にドメインパワーがあるドメインを取得することをおすすめします。ドメインの例をあげると、以下のとおりです。
- 中古ドメイン:過去に運営されていたサイトのドメイン
- 野良ドメイン:過去に運営されていて現在は閉鎖しているドメイン
それぞれ、詳しく紹介します。
中古ドメイン
中古ドメインは、過去に運営されていたドメインのことをさします。
多くの場合、ドメイン販売サイトにて購入でき、ドメインパワーの高さや被リンクの質によって料金は異なります。
知名度が高い中古ドメインだと、1ドメインあたり10万円以上を超えるようなものもあり、その分取得した際の恩恵は大きいです。
以前運用していたドメインの被リンクの効果を引き継げる点はメリットですが、関連しないジャンルで運営した場合、関連性が低いメディアとしてペナルティを受ける可能性があります。
そのため、中古ドメインを購入する場合は、運営しようと思っているジャンルとの関連性をよく考えて購入することが大切です。
野良ドメイン
野良ドメインは、位置づけとしては中古ドメインと同じです。
しかし、ドメイン販売サイトで販売されているわけではなく、リンク切れを起こして放置されているドメインのことを指します。
- 閉店直後のお店の公式サイト
- 解散したアーティストの公式サイト
- 販促キャンペーンで取得したドメインのサイト
野良ドメインの中には、ドメインパワーが残っていて、被リンクの影響を受けられるものもあります。以下は、実際に弊社が取得した野良ドメインです。
ジャンル次第では今後伸びる可能性があるドメインです。
中古ドメインと比べると、実際にドメインランクを調べながら取得できる点がメリットです。しかし、中古ドメイン同様に当たりはずれが大きいので慎重に選びましょう。
企業のサブディレクトリドメインで運用する
中古ドメインや野良ドメインを取得する方法は、ドメインパワーを引き継いでサイト運営できますが、確実に上位を獲得できる保証はありません。
ドメインパワーが高い中古ドメインとなると、取得するだけで数十万円かかりますし、初期費用も多くかかります。そこでおすすめしたいのが、企業のサブディレクトリドメインです。
ある程度ドメインパワーがある企業のドメインを借りて、運営する手法です。
弊社を例に挙げると、「www.w-endless.co.jp/○○」というドメインで運営することになります。
この場合、弊社のドメインパワーと被リンクの効果をそのまま引き継いで運営することになるため、新規ドメインで運営するよりも効果が出やすいです。
以前は、関連性がないジャンルでも上位表示されていましたが、Googleのアップデートとともに、元ドメインと関連性がないジャンルは上がりづらくなりました。
そのため、ドメインを借りて運営する場合は、元ドメインに沿ったジャンルで運営するとよいでしょう。
共有ドメインで運用する
ドメインパワーが上がらないなら、共有ドメインを使うことも、一つの方法です。
共有ドメインとは、記事作成プラットフォームを提供しているメディアで執筆することをさします。具体例を挙げると、以下のサイトが挙げられます。
- note
- Tips
- アメブロ
これらのメディアは、ドメインパワーが高く、新規ドメインで執筆するよりもインデックスされやすく上位表示されやすいです。その反面、SEOの自由度が低かったり、キーワードによっては上位表示ができなかったりするデメリットもあります。
とはいえ、競合が少ないジャンルやキーワードでは、上位表示が目指せるドメインです。
そのため、オウンドメディアの一つとして運用して、複数のキーワードで上位を獲得出来たら、メインサイトに誘導するという方法が効果的です。
企業に依頼して上げてもらう
これまで紹介した手法を実践すれば、ドメインパワーが上がった状態で運営できます。
しかし、いずれも新しくドメインを取得して運営する場合です。
すでにドメインがあり、メディアを運用している場合は、企業に依頼してドメインパワーをあげてもらうという手法もあります。
弊社でも行っていて、ドメインパワーを上げるためにさまざまな施策をします。
具体例を挙げると、以下のとおりです。
- コンテンツSEOをする
- 内部対策・外部対策をする
- 被リンク対策をする
あらゆる方面で、ドメインパワーを上げる施策を実施し、最終的には新規ドメインでもビッグワードで上位が獲得できるような状態を目指します。
料金は完全成果報酬型であり、成果が出るまで料金は発生しません。
詳細については、以下のページでまとめているので、ご参照ください。
ドメインパワー施策で注意したいこと
ドメインパワー施策をする際、いくつか注意したいことがあります。
具体的には、以下のとおりです。
- ペイドリンクは使用しない
- サテライトサイトから被リンクを飛ばさない
- 関連性が低いサイトからリンクをもらわない
正しい対策を行わないと、ペナルティが発生する可能性があります。
自分で施策を行う場合は、それぞれ注意しましょう。
ペイドリンクは使用しない
ドメインパワーを上げる場合、被リンクにて対応することがあります。
Googleでは、ナチュラルリンクによる被リンクは評価しますが、不自然なリンクはペナルティの対象になり、サイト全体の評価が下がります。
なかでも注意したいのが、ペイドリンクです。
ペイドリンクとは、被リンクを購入して特定のサイトに飛ばすことを指します。
以前までは、効果的なSEOの手法でしたが、アップデートが重なって被リンク効果として意味をなさなくなりました。
関連性があるジャンルからのリンクなら、効果が期待できますが、急に被リンクが発生すると、Googleから怪しまれてしまいます。
マイナスになることが多いので、ペイドリンクは使用しないようにしましょう。
サテライトサイトから被リンクを飛ばさない
ペイドリンクのほかに、サテライトサイトからの被リンクも注意しましょう。
以前は効果があった施策ですが、スパムサイトが増えたことを背景に、現代のSEOでは評価されづらくなっています。
完全に効果がないというわけではなく、関連性が高いサテライトサイトからの被リンクなら、従来同様効果が期待できます。
とはいえ、同一ドメインからの被リンクは、ペナルティの対象になるという声もあります。
そのため、ペイドリンク同様に、扱う場合は慎重に使用しましょう。
関連性が低いサイトからのリンクをもらわない
Googleで評価される被リンクは、サイトと関連性が高いリンクです。
弊社の場合は、以下のようなリンクが挙げられます。
- 対応しているクライアントからの紹介リンク
- 競合サイトとの相互リンク(紹介記事)
この場合、ナチュラルリンクとして判断されるため、評価されます。
一方で、関連性が低いサイトからのリンクは、効果がないどころか、ペナルティとして判断される可能性があります。具体的には、以下のとおりです。
- 一切ジャンルが違うサイト
- 個人メディアで質が低いサイト
- 被リンクだけを飛ばす用のスパムサイト
ドメインパワーが強くても、ジャンルが違うサイトの場合、被リンクの効果を受けられない可能性があります。そのため、被リンク営業をかけてリンクをもらう場合は、関連性があるジャンルにしましょう。
SEOでドメインパワーを意識するべき理由
SEOでは、ドメインパワーを上げることに意識を向けましょう。
理由はいくつかあり、以下のとおりです。
- 検索上位を獲得しやすい
- インデックスされやすくなる
ドメインパワーがすべてを左右するわけではありませんが、パワーが弱いメディアに比べると、インデックスされやすかったり、検索上位を獲得しやすかったりします。
それに、ドメインパワーを上げることを意識して施策を行うと、サイト全体の評価が高くなるため、結果としてサイトや記事全体の質が上がります。
検索上位を獲得しやすい
ドメインパワーは、スコアが高ければ高いほど、検索上位を獲得しやすいです。
スコアが低いドメインでも上位表示はできますが、スコアが高いドメインに比べると、上位表示にかかるまでの時間が大きく異なります。
【ドメインランク53のドメイン】
【ドメインランク5のドメイン】
こちらは、別ドメインで同じキーワードを執筆した場合の、検索結果の推移です。
53スコアのドメインは、インデックス直後に上位を獲得し、アップデートの影響を受けたものの、現在は1位をキープしています。
一方、5スコアのドメインは、インデックスされているものの20位台を遷移しています。
競合が多いキーワードなので、現状ではドメインパワーを上げる以外に、上位を獲得する施策はありません。このように、ドメインパワーは検索結果に大きく影響することから、意識して対策したいところです。
インデックスされやすくなる
ドメインパワーが強いと、インデックスされるまでのスピードが異なります。
以前、ドメインパワー別で記事を公開した際のインデックスの早さと、表示された順位の計測を行ったので、結果を共有します。
ドメインランク | インデックスにかかった時間 | 表示された順位 | |
ドメインA | 72 | クロールリクエスト後1時間後 | 2位 |
ドメインB | 41 | クロールリクエスト後6時間後 | 8位 |
ドメインC | 21 | クロールリクエストから翌日 | 22位 |
最もドメインランクが高いもので、72スコアでした。
インデックスにかかった時間はクロールリクエストをして1時間後で、表示された順位は2位でした。ドメインBはクロールリクエストをして6時間後にインデックスされ、表示された順位は8位とこちらも高め。
一方で、ドメインCはリクエストから反映までに1日かかり、表示された順位は22位と低め。このように、パワーランクが高いドメインほど、インデックスされやすく、上位表示されやすいことがわかります。
まとめ
SEOとドメインパワーは密接な関係にあり、ランク次第でインデックスや検索上位表示のされやすさを左右します。ドメインパワーを上げるためには、被リンク対策や内部対策、コンテンツSEOを徹底しなければなりません。
また、対策をしたところで劇的に変わるということはなく、徐々に上がっていくイメージです。
しかし、対策をしたところで、必ずドメインパワーが上がるとは限りません。
施策をしても上がらないケースは多く、アクセスが低迷することもあります。
その場合は、W-ENDLESSで実施しているドメインランクアップ施策を検討してみてはいかがでしょうか?完全成果報酬型で、さまざまな施策を実施することで、ドメインランクが上がるまでサポートします。
報酬はドメインランクが上がってからしか発生しないため、予算に限りがある方にもおすすめです。将来的なことを考えると、ドメインランクが上がったほうがメリットがあります。
以下のページにて詳細をまとめているので、気になる方はご参照ください。