外国人でもカードローンでお金を借りられる？永住権なしの方向けに審査手順を解説

カードローンは、永住権がない外国人でも利用可能なのでしょうか。

結論からいうと、在留カードなどで日本での滞在資格と期間が確認でき、安定した収入があれば、外国人でもカードローンの申し込みは可能です。

カードローンに申し込みたい外国人の方は永住権・在留資格・日本語力を事前に確認しておきましょう。

カードローンは大きく分けて消費者金融と銀行カードローンに分けられます。

申し込みやすさを考えるなら、外国人の方には消費者金融カードローンがおすすめです。

消費者金融の金利は銀行カードローンと比較すると高めなので、最低限必要な分だけを借りてできるだけ早く返済しましょう。

もし金利の負担を少しでも減らしたいなら

カードローンの適用金利(かかる利息)は、貸金業法という法律によって定められています。
最近では外国人を対象とした違法な業者(ヤミ金業者)が存在しており、金融庁からもヤミ金業者に対する注意喚起がおこなわれています。
カードローンを申し込む際は、間違えてヤミ金業者を利用しないように注意しましょう。

この記事では外国人がカードローンを申し込む時に必要な条件や、提出する書類などについて解説します。

外国人がカードローンを申し込む時に必要な4つの条件

外国人がカードローンを申し込む時は、日本人と同じ条件を満たす必要があります。

外国人のみを対象にした、特別な条件などはありません。

カードローンを利用する時は、以下の４つの条件を確認した上で申し込みを検討しましょう。

上記の条件に当てはまる外国人の方はカードローンに申し込むことができます。

レイクなら外国人の方でも即日融資可能なので、すぐにお金を借りたい人におすすめです。

また、在籍確認の電話連絡もないため、周りにバレたくない方や電話対応をしたくない方はチェックしてみてください。

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365日間無利息でお得に利用可能
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融資時間	web申込で最短25分※1
実質年率	4.5％〜18.0％※2
借入限度額	500万円
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バレにくさ	即日融資	利息
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ここからは、それぞれの条件について詳しく解説します。

年齢が20歳以上で安定した継続収入を得ている

カードローンは基本、年齢20歳以上で安定した収入を得ている人しか申請できません。

もちろん外国人の方も、カードローンを申し込む時は同じように条件を満たす必要があります。

また「借入額50万円以上」「他社と合わせて合計100万円以上の借入を希望した」時は、収入証明書の提出が求められます。

収入証明書が必要な理由は、貸金業法によって申込者の返済能力を調べるのが義務化されているためです。

収入証明書を提出する際は、以下の書類を準備しておきましょう。

ただし以下の資金は、安定した収入には該当しません。

奨学金や仕送りなどは、一時的に得られる収入です。

得られる資金の額も不安定であるため、安定した継続収入とはみなされません。

安定した継続収入が証明できない場合、審査にも少なからず影響が出てしまいます。

カードローンの申込みは、安定した継続収入の証明ができるようになってから検討しましょう。

最低限の日本語を理解する能力がある

申し込みの際は外国人でも最低限の日本語を理解する必要があります。

外国人が申し込みを行う際、氏名・住所などの個人情報を日本語で書けない方は審査落ちの可能性が高いです。

貸金業者は以下の賃金業法により契約内容に関する書類を交付するためこれを理解できることは最低条件です。

第十六条の二　貸金業者は、貸付けに係る契約（極度方式基本契約及び極度方式貸付けに係る契約を除く。）を締結しようとする場合には、当該契約を締結するまでに、内閣府令で定めるところにより、次に掲げる事項を明らかにし、当該契約の内容を説明する書面を当該契約の相手方となろうとする者に交付しなければならない。
一　貸金業者の商号、名称又は氏名及び住所
二　貸付けの金額
三　貸付けの利率
四　返済の方式
五　返済期間及び返済回数
六　賠償額の予定（違約金を含む。以下同じ。）に関する定めがあるときは、その内容
七　前各号に掲げるもののほか、内閣府令で定める事項

引用：（契約締結前の書面の交付）｜賃金業法

日本語理解が必要な場面は主に以下のような状況です。

特に在籍確認をおこなう時は、オペレーターから電話がかかり会話が発生します。

オペレーターとの会話も日本語で行うことになるため、申込時は会話能力も必要です。

在籍確認があった場合は、電話対応もできるように最低限の日本語を理解する能力も身につけておきましょう。

申込者名義の住所・電話番号を所有している

外国人の方がカードローンを申し込む時は、日本での住所・電話番号が必要です。

日本での住所・電話番号を所有していない外国人の方は、返済せずに帰国してしまう可能性があります。

当然審査にも悪影響が出てしまうため、申込者名義の住所・電話番号は必須です。

特に近年では電話番号がプリペイド型や契約者不明の回線である場合、本人の所在を確認できないとして否決に至る例も見られます。
通信会社の契約情報がKYC（本人確認）と連携されているケースもあり、名義不一致は審査のネガティブ要素として扱われる傾向が強まっています。

申込者の名義と申告情報は主に以下のように確認されます。

またホテルなどの宿泊施設も、申込者名義の住所・電話番号には当てはまりません。

来日したばかりで自分名義の住所・電話番号がない人は、まず自分がこれから生活する場所を探してみてください。

過去に借金の返済を滞納・延滞した経験がない

過去に借金があった時に返済の滞納・延滞がないことも大切です。

カードローン会社は審査時、外国人に対しても信用情報の確認をおこないます。

信用情報とは、借金の返済履歴や借入状況などを記録したデータのことです。

信用情報機関に登録されているデータには、以下の情報が記録されています。

信用情報にこれらのデータが登録されていた場合、カードローンは契約できません。

登録されている信用情報は、開示請求を行えば個人でも確認可能です。

ただし、信用情報の開示には手数料が発生します。

信用情報に不安がある方は、信用情報機関CICへ確認をおこないましょう。

信用情報機関CICの開示概要は、以下の通りです。

外国人がカードローンを申し込む時は本人確認書類・在留資格認定証明書が必須

外国人がカードローンを申し込む時は、金融機関が定める必要書類の提出が必須です。

永住権を持つ外国人は本人確認書類と、在留資格認定証明書が必要になります。

永住権を持たない人は申込時に在留カード、もしくは特別永住者証明書の提出が必要です。

提出の際には以下の点に気をつけましょう。

特に在留カードの期限には注意しましょう。

期限の切れた在留カードは、提出しても審査に通りません。

在留カードの更新をしていない場合は、更新手続きをおこなっておきましょう。

カードローンでは、以下の本人確認書類が必要です。

本人確認書類は、日本で取得した運転免許証が有効です。

運転免許証がない場合は、パスポートを提出しましょう。

外国人でも申し込み可能で借りれるカードローン

外国人の方におすすめなのは冒頭でもお話したように消費者金融カードローンがおすすめです。

消費者金融カードローンは大手と中小に分けられます。

サービスの充実度や使いやすさは大手のほうが良いですが、より柔軟な審査を求めるなら中小に申し込むのも一つの方法です。

セントラルやフクホーは永住権がなくても「在留カード」もしくは「特別永住者証明書」を提出をすれば借りられる可能性があります。

柔軟な独自の審査も魅力なので、大手消費者金融に落ちた方は一度検討してみましょう。

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フクホー	24時間全国どこからでもOK 詳細はこちら	在留カードもしくは 特別永住者証明書の提出でOK	-	最短即日	7.30～20.0％	5～200万円

ここでは、それぞれのカードローンについて詳しく解説します。

レイクはWEB完結なら申込後最短15秒で審査結果が分かる

レイクは外国人の方でもはじめて契約する人に限り、契約日の翌日から365日間利息なしで利用することが可能です。

これだけ長い無利息期間中であれば、何度利用しても契約額までは無利息となるため、借入の際のリスクを抑えることができます。

また、職場や自宅への在籍確認の電話がかかってくることがないため、バレずに借り入れしたい人にもおすすめです。

レイクは、他の消費者金融カードローンにはない長い無利息期間が設定されていることから、金利を抑えて借入をしたい人や高い金利を払いたくない人におすすめです。

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セントラルは最大30日の無利息期間で利息の負担を少なくできる

セントラルは永住権がなくても利用できるカードローンの一つです。

初めての方限定で最大30日の無利息期間があるので、期間中に返済すれば利息0でお得に利用することができます。

また平日の14時までに申し込めば最短即日融資も可能です。

平日14時までのお申し込みで即日振込が可能です。スピーディに対応します。また、自動契約機でのお申し込みなら即日ご融資が可能です。

引用：はじめてのお客様へ｜セントラル公式サイト

もし急いで借りたい場合は時間に余裕を持って午前中に申し込みを済ませておきましょう。

1万円からの少額借入にも対応しているので、「数万円だけ急ぎで必要」「給料日前に一時的に借りたい」といったニーズにも対応できるのが強みです。

無利息期間を活用すれば利息なしで返済することも可能なので、少額借入を希望する方にもおすすめです。

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フクホーは全国どこでも来店不要で申し込める

フクホーは創業50年を迎えた老舗の消費者金融です。

「他社では断られたけど、もう一度チャレンジしたい」という外国人の方でも利用できる可能性があります。

場所を問わず全国どこからでも申し込むことができ、来店も不要なのでスマホだけで手続きもすべて完結します。

借入額によって金利設定が変動し適切な金利が適用されるため、利用者のニーズに合わせた借入が可能です。

借入額が増えるとその分上限金利も下がるので、100万円以上借りる時は大手消費者金融よりフクホーで借りるほうがお得です。

金額が大きい分、利息も増えるので計画的な返済計画をたててから申し込むようにしましょう。

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プロミスVisaカードはWEB完結で申請すると最短3分で借入可能

プロミスVisaカードは、WEB完結で申請すると最短3分※1で借入可能なカードローンです。

はじめて利用される方は、30日間利息0円※2で利用できます。

加えて、借入希望額が50万円以下の場合は、収入証明書類が原則不要です。

そして、プロミスVisaカードでは最短1秒で借入可能か診断できるシミュレーションをおこなえます。

借入できるか不安な方は「お借入シミュレーション」で借入可能か確認してから、プロミスVisaカードの利用を検討しましょう。

また、プロミスVisaカードの利用を考えている方は、借入や返済時にVポイントを貯められる「プロミスVisaカード」がおすすめです。

クレジットカード機能も搭載しており、日々の買い物で最大20％のポイント還元※4を受けることもできます。

お買い物をお得にしたい人やお金に困った時の支えが欲しい人は、プロミスVisaカードを利用してみてはいかがでしょうか。

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SMBCモビットはWEB完結なら原則電話連絡なしで申請できる

SMBCモビットは、WEB完結なら原則電話連絡なしで申請できるカードローンです。

加えて、郵送物なしで審査をおこなえます。

電話連絡・郵送物をなしにするには「WEB申込」を選択してインターネット上で申込みをおこないましょう。

さらにSMBCモビットは、外国人の方も申込みを対象としている大手消費者金融カードローンです。

SMBCモビットの公式ページでは、よくある質問に「外国人でも申込できますか？」の質問があります。

「申込条件は、年齢20歳以上74歳以下で安定した定期収入のある方（当社基準を満たす方）です。」と答えられています。
※収入が年金のみの方はお申込いただけません

勤務先への電話連絡・郵送物なしで申込みたい外国人の方は、SMBCモビットの利用を検討しましょう。
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アイフルは原則自宅・勤務先への電話連絡なしで申し込める

* お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。

アイフルは、原則自宅・勤務先への電話連絡なしで申込み可能なカードローンです。

WEB完結申込なら郵送物なし、来店なしで契約できます。

郵送物なし、来店なしで借入したい方は、WEB完結申込みをおこないましょう。

加えて「1秒診断」で申込み前にアイフルで借入可能か確認可能です。

外国人の方で借入できるかどうか不安な方は「1秒診断」で借入可能か診断をおこないましょう。
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カードローン申込時に外国人が確認すべき2つの注意点

外国人の方がカードローンを申込む時は、2つの注意点を確認しておく必要があります。

外国人が確認すべき注意点の内容は、以下の通りです。

外国人の場合は本人の信用力だけでなく、日本国内での在留状況や職業の安定性を証明できることが何より重要です。

明確に提示できるように注意点に気をつけて申し込むようにしましょう。

ここでは、それぞれの注意点について詳しく解説します。

短期間に複数のカードローンを申し込んだ方は審査で落とされやすい

外国人の方がカードローンを申し込む際は、必ず1社ずつ申し込みを行うようにしましょう。

短期間や一度に複数のカードローン会社に申し込むと、審査に通らない可能性があります。

カードローンの申込履歴は、信用情報の中に登録されるのが基本です。

審査時に複数の申込履歴が見つかってしまうと、「この申込者は多重債務者かもしれない」と疑われてしまいます。

審査にも悪影響が生じてしまうため、一度に複数のカードローンを申し込むのは危険です。

信用情報に登録される「申込履歴」の概要

カードローンを申し込む時は、半年に1社ずつのペースで申請を行っていってください。

また他社ですでに借入をおこなっている方は、希望額によっては借入できない可能性があります。

たとえば、アイフルでは5社以上のカードローンを利用している場合は、アイフルの審査に通過できない可能性があります。

そのため、他のカードローンを利用している場合は、精算しておきましょう。

提出した書類に不備があると審査に通らない可能性が高い

外国人がカードローンを申し込む際は、提出する書類の内容にも気をつけなければいけません。

書類に不備や記載漏れがある場合、金融機関は本人確認や信用評価を正確に行えず審査を保留または否決とする傾向があります。

これは、貸金業法や銀行法に基づく本人確認義務と、反社会的勢力排除の観点からも当然の対応とされています。

そのため外国人の方でも、日本語で記入しなければ審査に通らない可能性があります。

以下の書類不備は起こりやすい事例なので、特に注意しておきましょう。

審査に進む前に、提出する書類の内容が申込情報と一致しているか、有効期限が切れていないか、そして所定のフォーマットで提出されているかを確認しておくことが不可欠です。

申込書類の項目がわからない場合は、日本語を理解できる方に意味などを確認してから、記入をおこないましょう。

外国人がカードローン審査で落ちた時に利用できる2つの支援制度

カードローンは外国人でも申し込み可能ですが、申込条件を満たしていても審査で落とされてしまう場合があります。

もし審査を通過できなかった場合は、国の支援制度を利用するのがおすすめです。

日本には、低所得世帯や高齢者などを対象にした支援制度が多数存在します。

特定の条件を満たしていれば、日本国籍がない外国人の方でも申請可能です。

外国人が利用できる支援制度は、以下の2つになります。

ここでは、それぞれの支援制度について詳しく解説します。

緊急小口資金は無利子で10万円以内の資金が借入可能

緊急小口資金は、生活福祉資金の特例貸付として利用できる厚生労働省の支援制度です。

緊急小口資金では、無利子で10万円以内の資金を借入できます。

加えて、連帯保証人も必要ありません。

緊急小口資金を利用できる方は、以下の条件に当てはまっていなければ借入できません。

緊急小口資金の申込書は、各市区町村の社会福祉協議会で入手できます。

申込書は、記入漏れがあると再提出が必要になります。

記入する時は、記入漏れがないように確認してから提出しましょう。

総合支援資金は年1.5%の金利で資金を借りられる

総合支援資金は、社会福祉協議会からお金を借入できる制度です。

総合支援資金を利用できる方は、失業してしまった方や生活が困難になった方が対象になります。

加えて、永住権のない外国人でも利用可能な支援制度です。

ただ、総合支援資金は資金が必要な種類によって、借入可能か決められています。

総合支援資金の種類は、以下の3つです。

総合支援制度の申込書は、緊急小口資金と同様に住んでいる市区町村の社会福祉協議会で入手可能です。

カードローン審査に落ちてしまった場合は、支援制度の利用も検討しましょう。

まとめ

当記事では、外国人がカードローンを利用するための申し込み条件と、申請時に必要な条件・書類を説明しました。

大手消費者金融カードローンでは、外国人でも借入可能なカードローンがあります。

ただ、申込書は日本語で記入しなければいけないため、記入漏れがないように丁寧に記入しましょう。

そして、冒頭では高金利で貸付をおこなっていた、過去の報道を記載しています。

高金利での貸付は、ヤミ金業者の可能性があるため注意しましょう。